もう酒ヤ・メ・タ!

1991.09.26放送
キャスト
高島周平 三宅裕司
スタッフ
脚本 関澄一輝
演出 下村 優

あらすじ

 高島周平(三宅裕司)は連日部下を引き連れて飲み歩くが、そのたびに記憶を無くし醜態をさらしていた。朝、公園のベンチで寝ていたかと思えば、部下に辞表を提出させようとしていたり。また気づけばホテルの一室で、女子社員からの「昨日の思い出はずっと忘れません」というメモが残っていたり。
 高島はあまりにも記憶が無くなるため酒をやめようと決意する。しかし部長に接待を頼まれた高島は、これ以上失敗はしまいと、探偵事務所に自分のことをビデオに録画してもらうよう依頼する。
 朝、なぜかゴミ捨て場で起きるが、案の定記憶が無い。急いで出社すると取引先はカンカンだと部長に伝えられる。責任として謹慎を命じられた高島は、街で偶然すれ違った別会社の課長さんと意気投合してまたお酒を飲む。
 朝起きるともちろん記憶は無い。そこには昨日の課長さんが遺体となって横たわっていた。また自身も傷だらけ、スーツには血痕が・・・。
 隣に遺体があった事で悩む高島。「俺じゃない・・・覚えてない・・・そうだ、テープだ!」

 同時刻、会社に探偵事務所からテープが届く。そこには接待で無礼を働く高島の様子が記録されていた。会社でテープを見ていた同僚のところに高島から電話が掛かってくる。「課長、まずいですよ。あんな事しちゃ」
 高島は今朝見た遺体の事と勘違いし、首を括ろうと決意し梁にネクタイを結ぶ。
 ビデオの続きにはチンピラに絡まれる高島と別会社の課長さん。ボロボロになった課長さんを介抱する高島の姿が・・・。
 「これで酒がやめられる・・・」高島は足場にしていた錆びた一斗缶を蹴った。

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  • 最終更新:2016-09-08 04:23:16

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